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Press Release

線虫がん検査「N-NOSE」の無人販売・回収に関する実証実験を開始

2024.01.09

サンデン・リテールシステム株式会社(本社:東京都 代表取締役社長:森益哉、以下サンデンRS)、株式会社HIROTSUバイオサイエンス(本社:東京都 代表取締役社長:広津崇亮、以下HIROTSU)、株式会社エフアンドエフ(本社:栃木県 代表取締役社長:藤川欣洋、以下エフアンドエフ)、株式会社Cococara(本社:群馬県 代表取締役:上村秀康、以下Cococara)の4社は、2024年1月12日から、群馬県内において、がんのリスクを早期に発見する線虫がん検査「N-NOSE」を無人販売および回収ができるシステムの実証実験を開始します。

今回の4社合同での実証実験の目的は、がんの早期発見に向け、消費者の方々が気軽に線虫がん検査(N-NOSE)を利用できるシステムの開発・実証を行うことにあります。さらに今回の取り組みは、群馬県の「ぐんまデジタルイノベーション加速化事業」に採択され、クラウド等を有効活用したデジタルイノベーションによりがんの早期発見を促進し、人々の健康な暮らしを支援していくことが期待されています。

サンデンRSは世界で初めて、HIROTSUが開発・販売する、線虫がん検査「N-NOSE」の無人回収機「N-NOSE POST24」を開発。高機能自動販売機「MMV マルチ・モジュール・ベンダー」ならびにサンデンRSクラウドと組み合わせることで、利用者が24時間いつでも自由に「N-NOSE」を購入し、検体袋を無人回収機に投入することで、簡単にがん検査ができるシステムを開発しました。

線虫がん検査「N-NOSE」を販売する自動販売機MMVおよび無人回収機「N-NOSE POST24」

「N-NOSE POST24」を活用することにより、いつでもバーコードをかざして採尿した検体袋を無人回収機に投入するだけという手軽さを実現しました。一度におよそ300検体袋を回収することができる上、無人回収機は急速冷凍機能を搭載しているため、適切な温度で検体を保存することが可能です。

また自動販売機および無人回収機は、サンデンRSクラウドと連動しているため「N-NOSE」の販売情報、検体袋の投入情報、システムの稼働状況の一元管理により、最適な状態で検体を管理することが可能です。

サンデンRSクラウドとの連携の流れ

線虫がん検査「N-NOSE」の無人販売・回収事業は、群馬県での実証実験の結果を踏まえ、がんの早期発見のための検査の普及に向け、今後全国展開を予定しています。

サンデン・リテールシステム株式会社、株式会社HIROTSUバイオサイエンス、株式会社エフアンドエフ、株式会社Cococaraは、これからも人々の健康な暮らしの促進に向け、各社が持つ 技術や知識を統合して、医療のさらなる発展に積極的に取り組んでいきます。

詳しくはプレスリリースをご覧ください。

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