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「N-NOSE わんちゃん」利用後のがん発見率速報値を公表

2024.02.29

株式会社HIROTSUバイオサイエンス(本社:東京都千代田区、代表者:広津崇亮、以下「当社」)は、アニコム損害保険株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:野田真吾、以下「アニコム損保」)の保険金請求情報に基づき「N-NOSE わんちゃん」利用後の請求データから、がん発見率*1を検証いたしました。

犬の死因の1位はがんです。年齢ごとに見ると特に5~6 歳以降急激に上昇しており、10歳では全体の21%が、がんが原因でなくなっていることがわかっています*2。そのため人間同様、犬に関してもがんの早期発見が重要視されています。

犬のがん早期発見に繋がる当社のサービス「N-NOSE わんちゃん」を皆さまに安心してご利用いただけるよう、この度「N-NOSE わんちゃん」利用後の腫瘍請求について検証を実施しました。本調査はアニコム損保のペット保険ご契約者で「N-NOSE わんちゃん」をご利用いただいた方のうち、2023年6月中旬~9月中旬までに判定結果を送付した883件について、「実際に腫瘍治療を行ったか」の調査を行ったものとなります。なお本調査結果は、腫瘍に関連した診療後に、アニコム損保に請求いただいた保険金請求情報に基づき算出されております。

■調査報告
―       「N-NOSE わんちゃん」受検者883件*3のうち、腫瘍治療が実施され、保険金請求が行われたのは22件(2.5%)
―       低リスク(A,B)では1.2%、中リスク(C)では3.6%、高リスク(D,E)では6.3%となった
―       各リスク判定ごとに確認すると判定結果Aの腫瘍発見率が1.1%に対し、判定結果Eの発見率は14.9%となり約13.5倍となった

■調査概要
▶調査対象
「N-NOSE わんちゃん」利用者のうち、2023年6月中旬~9月中旬までに判定結果(A~E)が開示されたもの*4
▶調査対象件数
883件
▶調査方法
保険金請求内容に基づくデータ集計
▶調査項目
1.判定群(低、中、高リスク)ごとの腫瘍発見率
2.各判定*5(A,B,C,D,E)ごとの腫瘍発見率

■調査結果
1. 判定別(低、中、高リスク)ごとの腫瘍発見率

低リスク(A,B)では1.2%、中リスク(C)では3.6%、高リスク(D,E)では6.3%となり、高リスク群の腫瘍発見率は低リスク群の5.2倍であった。

2.各判定*5(A,B,C,D,E)ごとの腫瘍発見率

腫瘍発見率はA判定と比べて、E判定は約13.5倍であった。

*1以下の条件に当てはまる請求があった頭数の割合。
・腫瘍での手術の保険金請求があること
・5回以上腫瘍での継続的な保険金請求があること
*2 アニコム家庭どうぶつ白書2023 犬の死因10歳
*3 契約情報と紐づく検査結果のみ
*4検査結果開示前からの継続治療、過去治療歴のある再発疑いの治療を含む
*5「N-NOSE わんちゃん」の結果は、低リスクから順にA,B,C,D,Eの5段階で判定

調査結果について、詳しくはプレスリリースをご覧ください。

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