新着情報

Press Release

線虫がん検査「N-NOSE」 新たに肝臓がんのがん種特定検査開発に成功

2024.02.20

株式会社HIROTSUバイオサイエンス(本社: 東京都千代田区、代表取締役: 広津崇亮、以下「当社」)は、早期肝臓がんの検知を可能にした、がん種特定検査の開発に成功いたしました。「N-NOSE plus」に新たなラインナップが加わり、本日よりサービスを開始いたします。

今やがんは日本人の死因第1位で、日本人の2人に1人が生涯のうちにがんに罹患すると推定されています。早期発見、早期治療することで治療率の向上が見込める一方、日本人のがん検査の受診率は決して高くありません。その状況を変えるため、私たちは誰もが手軽に安価で受検可能ながん検査を開発することで、検査へのハードルを下げ、がんを早期発見できる未来を創るため研究開発を行ってまいりました。

その第一歩として2020年、これまでにないがん検査の「入り口」として、簡便かつ安価に全身15種*1の早期がんリスクの判定を可能とした、線虫がん検査「N-NOSE」の開発に成功しました。そして2022年には、がん早期発見に繋がる次の役目を担う、「がん種特定検査」として、世界で初めて早期すい臓がんの検知を可能にした「N-NOSE plus すい臓」のサービスを開始しました。そしてこの度、第二弾として肝臓がんが「N-NOSE plus」に加わりました。

肝臓がんは日本人のがん死亡数の第5位*2であるものの、5大がん検診には含まれていません。今回「N-NOSE plus」に肝臓がんが加わり、「N-NOSE」でハイリスク判定となった後、5大がん検診と組み合わせることで、日本人のがん死亡数1位~5位までをカバーすることが可能になりました。

当社は今後より多くのがん種特定を可能とするべく、さらなる研究開発に尽力し、新しいがん検査の仕組みを創ってまいります。そして「N-NOSE」を通じてがんを早期発見できる世界を目指して、お客さまや医療関係者の皆さまをはじめとする全てのステークホルダーに対して継続的な情報発信を行ってまいります。 

*1 がん種の特定はできません。リスクが高いと判定された方には、早期発見のためにすぐに病院にご相談することをお勧めします。
*2 国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(厚生労働省人口動態統計)

■「N-NOSE plus」サービス詳細
「N-NOSE plus」は「N-NOSE」受検後、ハイリスク判定(D,E判定)となった方がお申し込み可能です。「N-NOSE」受検時に提出いただいた尿を使用し、すい臓がん、肝臓がんのリスクをがん種ごとに判定します。新たに尿を提出いただく必要はございません。
公式サイト:https://lp.n-nose.com/

【検査料金】
「N-NOSE」を定期検査コース\13,800で受検された場合:¥30,000(税込)「N-NOSE」を1回検査コース\14,800で受検された場合:¥50,000(税込)※
※2024年3月31日まで1回検査コースをご利用のお客さまも定期検査コースと同額の¥30,000でお申し込みいただけます。

今後、一部医療機関ではすい臓あるいは肝臓単体での受検が可能となります。最新情報は準備ができ次第、当社公式サイトで公開予定です。

More