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Press Release

総合メディカルと資本業務提携契約を締結

2023.06.21

~ 「N-NOSE®」でリスク高と判定された方やがんに罹患された方のフォローアップに向けた体制構築を目指す ~


株式会社HIROTSUバイオサイエンスは、このたび、総合メディカル株式会社(本社:東京都千代田区/福岡県福岡市、代表取締役社長:坂本賢治、以下「総合メディカル」)と資本業務提携契約を締結しましたことを報告いたします。

■背景と目的

がんは日本人の死因の第一位で、生涯のうちにがんにかかる可能性は男女ともに2人に1人と推定されています。がんは、早期発見・早期治療を行えば治癒率の向上が見込めますが、日本のがん検診受診率は諸外国と比較しても低く、4~5割程度にとどまっています。検診を受けない理由は「受ける時間がない」「費用がかかり経済的に負担」などが多く、発見の遅れにつながりかねません(*1)。

当社は、嗅覚に優れた生物“線虫”が人の尿中に含まれるがんの匂いを検知することを利用したがんのリスク検査「N-NOSE®(エヌノーズ)」を開発し、2020年に実用化しました。当検査は、尿を提出するだけで簡便・安価・高精度・全身網羅的にがんのリスクを調べることができ、従来の検査では見つけることが難しかった早期がんの発見に貢献しています。

総合メディカルは、「そうごう薬局グループ」を運営、地域に根ざした薬局づくりを展開しており、「みんなの健康ステーション」を目指して、病気の早期発見のためのスクリーニングや、予防・健康増進に関する活動、啓発に取り組んでいます。また、がんに関する専門的な知識を持つ薬剤師が在籍する専門医療機関連携薬局(*2)の展開をすすめ、外来がん治療専門薬剤師等による継続的なフォローアップ(副作用モニタリング)を強化して、がんに罹患された方および地域医療への貢献を目指しています。

その一環として、2023年6月1日現在、「N-NOSE®」の販売と検体回収を全国361店舗の「そうごう薬局グループ」で実施しています。

両社は、今回の資本業務提携を通して、がんの早期発見に対する意識向上を目指すとともに、がん検診受診率向上に資する取組みを強化してまいります。

また、がんに罹患された方が、安心して適切な薬物治療を行えるように、継続的なフォロー体制を整えてまいります。


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*1: 「平成28年人口動態統計(厚生労働省)」、「がんの統計<2018年度版>(公益財団法人がん研究振興財団)」、「令和3年国民生活基礎調査(令和元年)の結果から」、「平成28年11月がん対策に関する世論調査(内閣府大臣官房政府広報室)」

*2: がんなどの専門的な薬学管理が必要な患者に対して、ほかの薬局や医療機関と連携しながら、専門的でより高度な薬学管理や調剤に対応できる薬局。

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*詳細は下記プレスリリースPDF版をご参照ください。

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