HIROTSUバイオサイエンス、
アニコムどうぶつ病院グループで「N-NOSE® わんちゃん」の取り扱いを開始
犬のがん早期発見の実現に向け、順次取り扱い病院を拡大
株式会社HIROTSUバイオサイエンス(本社:東京都千代田区、代表取締役:広津崇亮、以下「HIROTSUバイオサイエンス」)とアニコム先進医療研究所株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:河本光祐、以下「アニコム先進医療研究所」)は、このたび、アニコムどうぶつ病院グループで「N-NOSE わんちゃん」の取り扱いを開始いたしました。動物病院での「N-NOSEわんちゃん」の取り扱いは、全国でもアニコムどうぶつ病院グループが初めてとなります。
■「N-NOSEわんちゃん」取り扱い開始に至る背景
犬のがん罹患率は人の8倍※1と言われており、6歳以上の犬では死因の第1位※2です。しかし、犬は自分で痛みなどの不調を訴えることができないため、飼い主が異変に気付く頃には病状が進行していたというケースが少なくありません。がんの早期診断にはコンピュータ断層撮影法(CT)や磁気共鳴画像法(MRI)が一般的ですが、これらの技術は高価かつ全身麻酔が必要なため、経済的負担や動物への身体的負担が少なく、早期がんを発見するための簡便かつ非侵襲的な検査が求められていました。
■動物病院での取り扱いで、より簡便に安心提供へ
「N-NOSEわんちゃん」は、嗅覚の優れた線虫(C. elegans)が、がんの匂いに反応することを利用した、犬の尿を提出するだけで簡便かつ非侵襲的にがんのリスクを調べることができる検査です。愛犬のがんリスクを把握したいという飼い主の皆さまからもご好評いただき、3月の先行予約開始以降、既に2,000名超の方にお申し込みいただいています。
一方で、自宅採尿が上手くいかず検体の提出が難しい一部のケースや、自宅で採取した尿を検査会社へ指定の方法で郵送する・または所定の場所へ持参するという手続きが必要でした。
アニコムどうぶつ病院グループで「N-NOSEわんちゃん」を取り扱うことで、こうした飼い主にとってのハードルを解消することが可能です。自宅採尿が難しくても動物病院で採取した尿をそのまま検査会社へ提出できるので、飼い主はさらに気軽に検査を受けられるようになります。
さらに、万が一検査によって高リスクと判定された場合には、病院での詳しい検査や経過観察といったことが可能であり、より一層飼い主の皆さまに安心をお届けする体制構築が可能となります。
今後も順次取り扱い病院を拡大し、犬のがんの早期発見・早期治療の実現に向けた取り組みを強化するとともに、ペットとその飼い主が長く健康に暮らせる世界の実現を目指してまいります。
※1 犬のがん罹患率:6歳以上の犬のがん罹患率「アニコム家庭どうぶつ白書2022年版」記載データ、40歳以上の人のがん罹患率:「国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」(全国がん登録)2019年分」および「厚生労働省人口動態調査(2019)」記載データより算出。
※2 「家庭どうぶつ白書2021」の「犬の死亡原因と死亡率」の元データより算出。
【取り扱い病院】(所在地都道府県市区町村コード順) ■6月1日(木) ・新宿御苑前どうぶつ病院(東京都新宿区富久町16-24) ・自由が丘どうぶつ病院(東京都世田谷区奥沢 7-10-5フィル・パーク九品仏2階) ・愛甲石田どうぶつ病院(神奈川県伊勢原市石田256-6) ■6月19日(月) ・茗荷谷どうぶつ病院(東京都文京区小石川4-17-10ルミエール小石川101) ※導入希望の動物病院関係の方は、以下から問い合わせください。 https://hbio.jp/ctm/contact/animal-hospital/ *詳細は下記プレスリリースPDF版をご参照ください。 →プレスリリース(PDF)をダウンロードする |
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