当社は、世界初の線虫を用いたがん検査N-NOSEの受検者(ご利用者様)の検体の提出方法を刷新いたしました。
これまで、チルドゆうパックによる冷蔵での輸送が必要だった検体の提出が、当社独自の技術革新により常温での輸送(特許出願中)が可能になり、全国のポストからお手軽に投函での提出をいただけるようになりました。
当該サービスの開始につきまして、より多くの方に知っていただくべく、『N-NOSE 「ポスト投函で全身がん検査が可能に!便利な新提出サービス」発表会』を東京ガーデンテラス 紀尾井カンファレンス(東京都千代田区紀尾井町)に於いて開催いたしました。
本会では、当社代表取締役広津崇亮より、新サービスについてのプレゼンテーションを実施いたしました。さらに、ゲストとして、俳優 風間トオルさんにご登壇いただき、今回初公表となる、がんに罹患していたエピソード(既に治療は終了しています)や、ご自身の経験から感じられた、がんの早期発見の重要性などについて語っていただきました。
一度の検査で、安価で、23種のがんについて全身網羅的に早期のがんリスクを手軽に調べられる唯一のサービス「N-NOSE」のご利⽤者様の検体提出方法の利便性がさらに向上いたします。これまで、地理的要因や時間の制約などにより、ご受検が難しかった方に、手軽にご受検いただけるインフラが整備されました。
当該サービスにより、がんの一次スクリーニング検査(入口の検査の役割)という概念が多くの方に理解され、日々の生活の中に浸透し、定期的にご自身の身体をチェックする新たな健康習慣になりますことを願っております。
【概要】
<対象プロダクト (当社全プロダクト)>
・N-NOSE
・N-NOSE plus すい臓
・N-NOSE plus 肝臓
・N-NOSE 再発チェック
・N-NOSEわんちゃん
・N-NOSEねこちゃん
<運用開始時期>
2025年8月22日(金) 12:00以降、ご購入分より
<当該サービス適用範囲>
全国に設置の日本郵便株式会社設置の郵便ポスト(約17万5千か所、沖縄本島を除く全国の離島は対象外となります)
―がんが“特別”ではなく、“がんが怖くない、当たり前に気づける社会へ”
厚生労働省「人口動態統計(令和5年)」によると、日本人の死因第1位はがんで、死亡者全体の25.6%を占めています。都道府県別に見ると、2023年のがん死亡率(10万人あたり)には最大で約200ポイントの開きがあり、全国平均329.8人に対し、最も高い秋田県では435.1人、最も低い長野県では231.9人と、地域間に約2倍の差が存在しています。このばらつきの背景には、高齢化率、生活習慣、検診受診率、そして何より医療インフラへのアクセス格差があると見られています。特に東北、北海道、四国といった地域では高い死亡率が続いており、「検診を受けたくても機会がない」「病院までの移動が負担」といった“検査の障壁”が生まれている可能性があります。
N-NOSEは、自宅で採尿し郵送するだけで受検でき、場所を問わずに“がんの気づき”を得られる新しい手段となり得ます。実際に、当社の販売実績データに於いても、がん死亡率の高い地域(北海道・青森・秋田など)を含む地方エリアでの利用が前年比で大幅に増加しています。今回、ポスト投函での提出サービスが加わることで、地理的要因が課題だった多くの地域に対し、より身近で公平ながん検査環境が整うことになります。また、都市部等に於ける時間的制約等の課題解決にも寄与するものと考えております。


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