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AABE2024(アジア生物教育学会第29回隔年大会)での「ペットN-NOSE」技術の発表で高い評価を得ました。

2024.10.17

2024年10月12日(土)〜14日(月)、松山市・愛媛大学に於いてAABE2024(アジア生物教育学会第29回隔年大会)が「グローバル・ウェルビーイングへの展望:教科等横断型学習における生物教育」というテーマの下、開催されました。国内外の多くの生物学研究者、教育関係者が集い、多角的な視点からの研究発表が行われました。

当社からは、研究員Umbhorn Ungkulpasvichが、「線虫を用いた犬と猫のがん早期発見(「Using C. elegans for Early Detection of Cancer in Dogs and Cats」)」と題し、線虫神経生物学と行動解析の基礎科学、ヒトとペットにおけるN-NOSEの性能、がんやその他の病気の早期発見について若い世代を教育することの重要性など、当社の「ペットN-NOSE」技術について紹介しました。

国内外の研究者・参加者から、がんのスクリーニングに線虫を用いた視点やN-NOSEが医療業界を大きく変える可能性、その衝撃について、非常に多くのポジティブなフィードバック、高い評価・関心が寄せられました。人のみならず、ペットにおけるがん早期発見技術の可能性についての認知度を高め、将来的な研究協力の機会を模索することや、生物学の今後の方向性に良い影響を与える可能性があり、発表の場として理想的なものとなりました。

当社は、引き続き、世界中の人々の健康と未来の安心を守るべく、研究、開発に邁進してまいります。

当該協議会(AABE)は、生物学教育の分野で権威ある会議を有する非営利の学術団体です。アジアにおける生物学の教育の改善および研究の促進、国際会議の隔年開催、生物科学に関する教材、雑誌、研究論文、専門家、教師の交流の中心となる機関や連絡網の設立などを目的に1966年に設立されました。日本をはじめ、韓国、台湾、タイ、フィリピン、インドネシア、インド、オーストラリアなどの国々から著名な研究者や教育者が最先端の研究や取り組みを共有するプラットフォームとなっています。

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