Member Interview

誰にでもチャンスがある。
パートから正社員登用を経て、
憧れだった海外事業に携わる仕事へ。

海外事業 上場 あすか Asuka Kamba

大学卒業後、出身地である愛媛県松山市でアパレル・雑貨小売店の店長兼バイヤーを6年勤める。その後、1年間ほどカナダにワーキングホリデーに行き、カフェやレストランで働く。2020年8月に株式会社HIROTSUバイオサイエンス 松山検査センターにパートとして入社。2022年12月キャリポジ制度を活用し、正社員として本社に異動、現在、コンシューマー事業部にて海外事業を担当。

パートからチャンスをいただき正社員に

HIROTSUバイオサイエンスの入社理由を教えていただけますか。

大学卒業後、地元のアパレル・雑貨小売店で店長兼バイヤーをしていました。買い付けで海外に行くこともあり、その頃から英語を使った仕事をしたいなとは考えていたんですよね。その後、思い切ってワーキングホリデーでカナダに1年間留学し、語学を学びながらカフェやレストランで働いていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響もあり帰国。

地元に戻って仕事を探していた時に目にしたのが、HIROTSUバイオサイエンスの検査センターのパート募集でした。募集要項に記載されていた「線虫」という文字が目にとまり、想像できない新しいことをやってみたいと思ったことが応募のきっかけです。

入社当初の仕事内容について教えていただけますか。

2020年8月にパートとして入社してからは、検査センターで線虫と向き合っていました。検査工程は想像以上に細かい作業でしたが、私は細かい作業が好きですし、線虫にも愛着があったので苦ではなかったですね。全体の検査工程はほぼ経験させてもらいました。

2022年4月からは、検査工程やメンバーの配置などをマネージメントする機会をいただき、効率的に作業が進む仕組みづくりをすすめました。業務や全社会議WISEを通じて、会社の目指す「がんが早期発見できる世界を作り、人々の健康と未来の安心を守る」に対して思いが強くなっていたのもあり、11月に正社員登用の声をかけていただいたのがきっかけで、正社員になっています。

今は海外事業担当としてどのような業務を行っていますか。

業務としては海外からのお問い合わせの対応を行っています。現地パートナーと一緒に現地でどのように展開していくか、輸送をどうするかなどの調整をすすめることもありますし、交渉や契約の場に立ち会う機会にも恵まれています。

色々な国からお問い合わせがあり、世界でもN-NOSEが注目されていることを改めて実感しながら働けています。

社長に直接相談して海外事業にチャレンジ

海外事業にチャレンジしたのはなぜですか。

以前から、英語を使った仕事をしたいという思いがあったので、松山検査センターに社長が面談に来た際、思い切って「海外事業に携わってみたい」と話しました。

ちょうど「キャリポジ制度」という社内制度ができ、また、海外展開を本格的に進めていくタイミングでした。これはチャンスだと思い、キャリポジ制度にエントリーして、本社に異動。海外事業へチャレンジすることにしました。

チャレンジするにあたって理想と現実のギャップはありましたか。

前職で継続的に英語には触れていましたが、これまで使ってきた英語が通用せず、ビジネス英語の壁が思いのほか大きかったですね。

メールを返すのも時間がかかりますし、国によってはアクセントの違いや特有のなまりがあり、ヒアリングにも苦戦しました。語学だけではなく、業務的なキャッチアップをしなければならない状況は、正直不安しかありませんでした。とはいえ立ち止まっているわけにはいかないので、常にインプットを心掛けながら進めましたね。

海外事業に携わるためには、超えないといけないハードルもあったんですよね。

はい。実は、海外事業に携わるためにはTOEICである程度の得点が必要で、目標としている海外赴任のためには750点が必要でした。当時、私は点数が足りず、685点から勉強をスタートして、毎月TOEICを受験していました。

英語力をあげるため、有給休暇を使ってフィリピンに3週間ほど語学留学にも行っています。留学中は朝から晩までスピーキングのトレーニング。スピーキングの授業が終わった後も自主学習をしていました。

日本に帰国してからも1日1時間は英語に触れるようにし、単語帳を繰り返し反復で覚えました。トイレの前に単語帳を貼り「10個答えられるまでトイレは入れない」という独自ルールをつくったこともあります。必死に勉強した甲斐があって、半年で海外赴任の基準値を超えた800点を獲得できたときは嬉しかったですね。

理想の自分を目指し、チャレンジし続ける

上場さんにとって「チャレンジ」とは。

私にとってのチャレンジは自分を変えてくれる、成長させてくれるものだと思っています。私は小さいころから自分に自信がありませんでした。そんな自分を変えたい、自信をつけたいと思いチャレンジをしてきました。HIROTSUバイオサイエンスへの入社も、海外事業へのチャレンジもご縁だと感じています。

未知のことに挑戦することは誰でも不安で、いろいろ考えこんでしまいますが、「ずっと頭で考えていても仕方ない、このタイミングを逃すまい」と、思い切って勇気を出し、挑戦しました。

本社異動後もチャレンジングな日々を過ごしています。私の場合は、全くの未経験業種で何もかもが分からないことばかり。仕事でわからないことがあった時に、周りが忙しいと質問しにくいとか、相手のことを考えると聞きにくい部分も多々ありますが、それを放置して聞く機会を逃すのではなく、わからないことは素直に聞き、教えてもらうことを心掛けています。それでもわからなかったら、自分で調べて知識を補って勉強していく、その繰り返しです。大変なこともたくさんありますが、周りの方々からのあたたかい助けもあって、日々成長を実感しています。

上場さんの今後の目標を教えていただけますか。

N-NOSEは海外でも全く新しい技術であるので、ベースの部分を着実に築き上げていきたいです。そのためには、関係各所・各部署との連携、現地パートナーさんとの協力なしでは成り立たないですし、海外の利用者様のことを知ることも大切だと思います。その部分を意識して、今後もしっかりコミュニケーションを図っていきたいですね。そして、スムーズに円滑に業務を進められるようなオペレーションづくりを目指し、最終的にはこのサービスに関わる方みんながハッピーになれるよう尽力していきたいです。

最後に、上場さんが思うHIROTSUバイオサイエンスの魅力を教えてください。

雇用形態に関わらず、熱意ややる気を酌んでくれる環境があるところです。松山検査センターでパートだった私が、思い切って英語に携わりたいと社長に伝えたことで、自分の可能性がひらけました。未経験でも大胆にチャレンジさせてくれる、やらないで失敗するよりやって失敗することを許容してくれる。そんな器の大きさがあります。また、その気概を応援してくれる雰囲気や風通しの良さが魅力だと思います!

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