生物の能力を活かす新技術

生物の能力を活かす新技術

がんを含む病気の発見には、現在マーカーによる診断、画像診断が使用されていますが、既存の技術はほとんど全て人口機器(センサー、キット)による検知を主としています。

ごく微量の病気特有物質、小さい病変(早期の場合特に)を早期に検知するためには、感度を優先すると高額機器による高コストな検査となり、低コストを優先すると精度が保てないという問題点がありました。

そのジレンマを打破するのが、生物の優れた能力を活用する新技術「生物診断」です。
生物の中には、人工機器では到底実現できないような驚くべき能力を備えているものがあり、また飼育管理が簡単な生物を選んで利用すればコスト減を図ることもできるためです。

線虫を用いるN-NOSE検査は、まさに生物の優れた能力(線虫の優れた嗅覚)を活用したもので、高精度と低コストを両立させる次世代の新しい検査としての実用化が期待されています。