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「N-NOSEの最新研究論文発表会」を開催。- 再発モニタリングツールとして有効性を示す。東京大学との共同研究について発表 –  ゲストにつんく♂氏を招聘

2024.12.26

 当社は、12月24日(火)に紀尾井町フォーラム(東京都千代田区・ニューオータニガーデンコート)にて、世界初の線虫を用いたがんのリスク検査N-NOSEが「がん再発モニタリング」ツールとしての有効性を持つことを東京大学との共同研究論文にまとめた「N-NOSEの最新研究論文発表会」を開催いたしました。

 本会には、ゲストとして「つんく♂さん」をお招きいたしました。 2014年に喉頭がんのため声帯を全摘出して以降、「N-NOSE」をがん再発モニタリングとして定期的にご利用し、日々の健康チェックに役立てているつんく♂氏が、自身の経験も踏まえながら、今回の論文発表に関する感想や、クリスマスにちなんだエピソードを語りました。

 会の冒頭で、当社代表取締役の広津より、「簡便・安価でありながら高精度・全身網羅的ということで、みなさんが最初に定期的に受けていただく一次スクリーニング検査として評価されています。一方、医師やがんサバイバーの方々から、再発モニタリングにもN-NOSEを活用できないかという期待の声をたくさんいただいておりました。今回の論文は、N-NOSEが再発モニタリングに有効だということを示した論文です。非常に時間のかかる研究でしたが、この度みなさんに報告できることを嬉しく思います。この場を借りて、東京大学の先生方に厚く御礼申し上げたいと思います」と話しました。

 続けて、当社の技術最高責任者を務めるエリック デ ルクシオより、当社と瀬戸泰之教授(東京大学 学系研究科外科学専攻臓器病態外科学講座 消化管外科学/研究当時、現 国立がん研究センター中央病院 病院長)の共同研究による論文について、 「研究を通して、N-NOSEは再発症例と非再発症例を区別する高い能力を示しました。さらに、治療効果のモニタリングにも役立つことも示唆されています」と話すと、「この研究は非常にインパクトが大きく、将来性が大いにあると言えるでしょう。N-NOSEは患者に優しい方法を提供し、より高感度でがんの再発を特定できますので、従来の再発モニタリング法の限界を克服し、革命をもたらすことは明らかです」と、その意義が強調されました。

引き続き、国民の皆様、世界中の方に受検いただくプラットホーム検査となり、当社のミッションである「全く新しい発想のがん検査技術で、がんを早期発見できる未来を創る」ことに向け、持続的に取り組み、邁進して参る所存です。

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