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「純真学園大学サイエンスカフェ2024」にて、当社代表取締役が講演いたしました。

2024.10.29

2024年10月19日(土)、「純真学園大学サイエンスカフェ2024」が開催され、「新たながん検査『N-NOSE』」と題して、当社代表取締役 広津が講演いたしました。


同大学では2018年に学術講演会2018「先端医療の研究開発と将来展望5」で講演し、実用化前であった線虫がん検査「N-NOSE」の概要と研究開発の進捗、開発秘話などをお話しました。昨年度、子宮頸がんに関するテーマで講演会をされた経緯もあり、また、既に「N-NOSE」が実際に検査を受けられるようになっていることを広めたいという想いもいただき、このほどの実現に至りました。


今回の講演では、「N-NOSE」の研究開発の原点ともいえる広津自身の「線虫の嗅覚研究」や線虫を利用した「がん匂い検知」の発見、研究開発から実用化に至る過程で発生した様々な困難を克服するエピソードを、それぞれユーモアを交えて紹介しました。また、がん検査における「N-NOSE」の位置付けや「N-NOSE」の新製品開発についても解説しました。講演後の質疑応答では、ご来場の方々から熱心な質問や期待の声をいただきました。


同大学は、九州・福岡に所在し、医療現場で求められる力を培い、即戦力となる人材を育成し、特徴的、先進的な取り組みをされています。また、看護・医療専門大学として 地域における「健康づくり」を推進され、例年、学園祭に合わせて健康測定や学術講演会等を積極的に開催されています。

●参加者の声

「自分も研究で線虫を扱っているが、線虫でがん検査ができるとはすごいと思った。実現されていることを親世代や祖父母世代でも知らない人がいると思うので、教えてあげたいと思った。どこの薬局でも気軽に買えるようになったらもっといいと思う。」(同大学院2年)

「講演を聞いて、基礎研究がとても重要であるということを改めて感じた。この検査について知ってはいたが、もう実際に受けられるようになっているとは知らなかった。すい臓がんも分かるようになったら、それは本当に凄いことだと思う。15種類のがん検知からさらに進化して、種類が増えるというのも知ることができてよかった。今後、健康診断などに取り入れてもらえたらいいなと思う」(他大学の男子学生)

当社では引き続き、がんが早期発見できる世界を作り、人々の健康と未来の安心を守るべく、研究・開発、啓発、普及に邁進してまいります。

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